メンターとは?

最近よく聞くようになった「メンター」という言葉。ここでは、メンターの定義と歴史について解説します。


メンターとは・・・?

メンタリング.osaka では、メンターを以下のように定義しています。

職業という世界において、仕事上の秘訣を教え、コーチし、ロールモデルとなり、メンタリングの受けて(メンティ)のキュリア発達を援助する存在


メンタリングとは・・・?

人材育成方法の1つであるメンタリングは、現代アメリカで自己啓発方法のひとつとして導入されました。メンタリングは1対1の関係で、指導する側をメンター(Mentor)、指導される側をメンティー(Mentee)と呼んでいます。

企業における社員教育において、メンターは上司ではなく、比較的年の近い職場の先輩などが選ばれます。メンタリングは、メンターが一方的に教えるという形ではなく、メンターとメンティーが保護や助言、対話を重ねる中で、メンティー本人が気づきを得るという方法が取られます。「なぜできないのか。こうすればいいのに」と教えるではなく、「どうしたらできるのか」をともに考えていく指導法です。


メンターの起源

メンターという言葉は、ギリシャ神話に登場する人物(メントル)の名前を語源としていると言われています。メントルは、トロイの戦争で有名なオデッセウス王の親友であり、オデッセウスが戦場に出かけるにあたり、留守中に将来王位を継ぐ息子のテレマコスの教育を託された人です。

メントルに託された役割とは、政治学、帝王学などの取得の他に人格的成長を促すことで、テレマコスを次の王にふさわしい人間に育てることでした。メントルは、良き教育者、理解者、ロールモデル、後見人と言われておりました。

このように、メンターとは、同じ活動分野で人生を送る後輩にとって、「職業人生の先輩」という役割を果たす存在だったと言えます。

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